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勝間和代さんの『仕事と人生を変える 勝間家電』を読みました。テクノロジーを最大限に使って、効率よく生きる。その考え方が、ひとりで猫2匹と暮らすわたしにはとてもしっくりきました。この記事では、読んで「同じだ」と思ったこと、わたしは別のやり方をしていること、これから取り入れたいことをまとめます。
どんな本か
料理はホットクックやヘルシオに任せる。食器は食洗機で洗う。掃除はルンバに任せて、テレビはスマートテレビで十分。そんなふうに、勝間さんが暮らしに取り入れている家電と道具が紹介されています。
家電や仕組みで効率化できるものは効率化して、自分の時間を作る。そういう本です。
道具の話だけでなく、「洗濯機に合わせて服を買う」「フードプロセッサーのような道具はいらない」のように、考え方そのものが書いてあるのがおもしろいところでした。
読んで「同じだ」と思ったこと
乾燥機付きの洗濯機は、買ってよかった
少し高かったのですが、乾燥機付きの洗濯機を買いました。アクアのドラム式(AQW-DX12R)です。ヒートポンプ式で、パナソニックなどよりだいぶ安かったのが決め手でした。いまのところ、困っていることはありません。
これが大変便利で、雨が続いても洗濯ができます。
勝間さんが書いていた洗剤の自動投入も、本当に便利。この洗濯機を買う前は、自動投入のないものを使っていました。毎回洗剤をはかって入れる手間がなくなるだけで、洗濯がずいぶん楽になりました。
柔軟剤も自動です。猫のものや部屋着を洗うときは柔軟剤なし、外で着る服はあり、と気軽に切り替えられます。お気に入りの香りで過ごせるのも、うれしいところ。
猫のお気に入りの毛布のように、すぐに使いたいものを、すぐに洗ってすぐに乾かせるのも助かっています。
弱点は、シワができやすいことです。そこで「洗濯機に合わせて服を買う」という勝間さんの発想には、はっとしました。わたしにはなかった考え方です。
勉強になったのは、服の選び方。乾燥機にかけると、服が縮んだり傷んだりすることがあります。勝間さんはユニクロやGUで服を買うとき、少し縮んでも自分のサイズになるように、大きめを選ぶそうです。
買うときには、裏側の洗濯表示も確かめるといいます。30度か40度で水洗いができるか。乾燥機が使えない表示でも、陰干しができるか。陰干しができるものは、だいたい洗濯乾燥機で乾かせる、というのが勝間さんの印象だそうです。そのうえで、基本はアイロンのいらない素材を選んでいるとのことでした。
こういう選び方は、さすがだと思いました。服をエアクローゼットで借りるというのも、勝間さんらしくて素敵です。
わたし自身は、以前はワールドなど、こだわったブランドの服を買っていました。最近はユニクロやGUが中心。時間があるときはZARAやH&Mも見ますし、安めの古着屋ものぞきます。話題のセカンドストリートも気になっているところです。高いものというより、着やすくて動きやすいものの中から、自分の体形に合うものを選んでいます。
包丁より、キッチンバサミ
勝間さんも書いていましたが、わたしも基本的に包丁は使いません。包丁を使うと手間がかかるからです。
できることはほとんど、キッチンバサミでやっています。かなりの時短になります。勝間さんが使っているのは、木屋の料理鋏「エーデルワイス」。10年近く使っているそうです。包丁を使うときは、貝印の穴あき包丁だと書いていました。
皮むきも、包丁ではなくピーラーです。ただ、いま使っているものはいまいちむきづらいので、この機会に、勝間さんが紹介していたビクトリノックスのポテトピーラーを買おうと思っています。
わたしは別のやり方をしていること
勝間さんが紹介している家電の中には、わたしが取り入れていないものも多々あります。それでも、「機械や道具に任せて手間を減らす」という考え方は同じです。
| 勝間さん | わたし(1K・猫2匹) | |
|---|---|---|
| 料理 | ホットクック、ヘルシオ、レトルト (火はほとんど使わない) | 低温調理、蒸し器、グリルパン、一口IH (ガスの火は使わない) |
| 食器 | 食洗機 | お皿を減らす |
| ルンバ | 使っている(型落ち) | 手放した |
| 掃除機 | コード式 | スティック式・紙パックなし |
| シートクリーナー | 使っている | 使っている |
| 加湿器 | 象印の加熱式 | ニトリの小型 |
| テレビ | スマートテレビ | 持っていない/AIでニュース配信 |
料理は、レトルトより低温調理
ホットクックもヘルシオも食洗機も、わたしはまだ持っていません。かわりに使っているのが低温調理です。これでかなり時短できています。
使っているのは、アイリスオーヤマのスティック式の低温調理器。鍋に差しこむと、お湯の温度を一定に保ってくれる道具です。わたしの持っている型は、もう売っていません。それでも、壊れたら必ず買いなおすつもりです。次は、低温調理で有名なBONIQ(ボニーク)にしようと思っています。
週末に魚をまとめて低温調理して、冷凍しておきます。平日はそれを食べます。おかげで、忙しい日でも健康的な食事が続けられています。
温度と時間は、自分では調べません。低温調理器のメーカーのサイトをAIに確認してもらって、該当するページのリンクを出してもらいます。わたしはそのページを見て、温度と時間を決めるだけです。
勝間さんはレトルトもすすめています。それを否定する気はありませんし、わたしも忙しいときは使います。少しだけ常備もしています。味つけもおいしくて、好きです。
ただ、レトルトはどうしても塩分が多くなりがちで、油の質にもこだわれません。わたしは体のことを考えて、たんぱく質をしっかりとりたいと思っています。だから、あえて低温調理を使っています。
食洗機のかわりに、お皿を減らす
食洗機には惹かれますが、うちの狭い台所に置くのは現実的ではありません。
かわりにしているのが、お皿の数を減らすことです。毎日使うのは、お皿1枚と、サラダを入れるボウルだけ。スープがあるときは、スープ用の器をもうひとつ足します。
猫の食器は2セット用意しています。使ったものは夜の食器洗いといっしょに洗って、翌日は洗っておいたものを使う。これをくり返しています。
ガスの火は、使わない
勝間さんは、火を使う料理をほとんどしないそうです。それでも十分おいしいものが食べられる、と書いていました。わたしも賛成です。
うちには、ガスコンロがありません。ひとり暮らしで、疲れて寝てしまったときにガスがつけっぱなしだったら、と考えると怖いからです。かわりに使っているのは、次の3つ。
① 電気の蒸し器(ゆで卵、蒸し野菜)
ANABAS の「かんたん蒸し器」を使っています。簡単においしく仕上がって、失敗もありません。野菜が少しのときは、この蒸し器で蒸しています。点心も、蒸すとおいしくなります。
② 電子レンジ用のグリルパン(魚)
鮭などの魚は、Toffy(トフィー)の電子レンジ用グリルパンで焼いています。サンマのように大きくて入らないものは、外で食べます。野菜が多いときは、こちらで蒸します。
③ 一口のIHコンロ(炒めもの、お鍋)
アイリスオーヤマの一口IHコンロを使っています。いまのガスコンロには、消し忘れを止めてくれるものもあります。それでもコスパと安全を考えて、こちらにしました。狭い台所でも場所をとりません。
IHを使うのは、バターたっぷりの卵炒めが食べたくなったときや、ほうれん草やマッシュルームのように、炒めたほうがおいしい食材を買ったとき。時間をかけすぎないのがモットーなので、炒めるのは火の通りやすい葉野菜やきのこだけです。厚みのある野菜は、蒸し器やグリルパンで蒸し野菜にします。
冬は、お鍋やスープにも使います。火にかけたら、あとは待つだけ。そこまで頻繁に使うものではありませんが、あると助かる道具です。
ルンバは、引っ越しで手放した
田舎の広めの一軒家に住んでいたころは、ルンバを使っていました。大変便利でした。勝間さんも書いているように、ルンバを置くと「床に物を置かない」習慣がつきます。家がきれいになるという、おまけのよさもありました。ちなみに勝間さんが使っているのは、最新型ではなく、型落ちのものだそうです。
けれど、ひとり暮らしの1Kに引っ越すときに手放しました。狭い家では、どうしても掃除のできる床面積が少なくなりがちです。掃除をしても、すぐに終わります。そうなると、ルンバのメリットをあまり感じません。
また、うちの猫2匹は、以前からルンバを怖がっていました。広い家では逃げ場がありましたが、1Kの狭い部屋ではそうもいきません。手軽さと、狭い部屋でランダムに動くルンバに対する猫たちの反応を天秤にかけて、手放すことにしました。わたしにとっては、猫のことがいちばん大きな理由です。
掃除機は、スティック式・紙パックなし
勝間さんは、吸引力の点からコード式をすすめていました。わたしも、それは実感しています。しかし、ひとり暮らしの狭い家に、場所をとるコード式の掃除機を置くのは現実的ではありませんでした。
そこで、吸引力が少し落ちてもいいと割り切って、充電式のスティック掃除機を使っています。わたしが使っているのは、コストコで売っている Shark の限定モデルです。近いものだと、Shark の EVOPOWER SYSTEM STD。上位のモデルではなく、そこそこのクラスです。安めの掃除機より吸引力があり、そのわりに値段は手ごろです。
以前使っていたコード式の掃除機と比べると、吸引力はだいぶ落ちます。それでも、日々の掃除には問題なく使えています。小さくて、紙パックがいらないところも気に入っています。
紙パック式には、掃除機の中がきれいに保てるよさがあります。そのかわり、パックをセットする手間と、買い足すお金がかかります。忙しいときにパックが切れて、掃除がおろそかになるのも避けたいところ。ひとり暮らしの方には、スティック式で紙パックなしのものが合うと思います。
掃除機とシートクリーナーを、両方使う
掃除機はなくてもいい、という意見もあると思います。わたしも分かります。ただ、ないと困る場面が実際にあります。
うちの場合は猫砂です。大きめのゴミをシートクリーナーでこすると、床が傷つかないか心配になります。先にざっと掃除機をかければ、大きいゴミは一気になくなります。
それに、掃除機は時間がかかりません。髪の毛や猫の毛が気になったとき、そのたびにシートをセットするのは手間です。充電してある掃除機があれば、気になるところにさっとかけるだけですみます。
シートクリーナーは、以前はいろいろ試しました。なかでもクイックルワイパーのウエットシートは、非常にいい商品でした。髪の毛なども、本当にきれいに絡めとってくれます。ただ、わたしのお財布には、気軽に何枚も使える値段ではありませんでした。それでいまは、少し性能が落ちてもきれいになればいいと考えて、薬局のオリジナルブランドのウェットシートを使っています。
安いと、枚数を気にせずに使えます。少し汚れが気になったときにも「ちょっと拭こう」と思えるので、結果としてこまめに掃除するようになりました。動物と暮らしていると、人だけの暮らしより清潔に気をつけたくなるので、なおさらです。
掃除機を1台と、気軽に使えるシートクリーナー。この組み合わせが、いちばんコスパがいいと思っています。
加湿器は、小さくて安いものを
勝間さんがすすめていたのは、象印の加熱式(スチーム式)の加湿器です。
わたしは、コスパを考えてニトリの小型のものを使っています。加湿器を置くようになったのは、以前飼っていた猫が、冬に風邪をひいたことがきっかけ。乾燥が原因ではないか、と思ったからです。
田舎の広い一軒家に住んでいたころは、パナソニックの大型のものを使っていました。引っ越しを機に処分して、ニトリの小型のものに替えています。狭い部屋なので、これで十分。安いので、壊れたり、においが気になったりしたら、手軽に買いなおせるのも魅力です。
加湿すると、同じ温度でも、乾燥しているときより暖かく感じます。これもうれしいところです。
テレビも新聞も、持っていない
勝間さんは、テレビはスマートテレビで十分だと書いていました。わたしはというと、テレビそのものを持っていません。新聞もとっていません。
かわりに、毎朝、自分の気になる分野のニュースを、信頼できるサイトからAIにまとめて届けてもらっています。届く時間は、通勤時間に合わせました。スマホで確認できるので、満員電車の中でも読めます。通勤時間を有効に使えるようになりました。
こういうAIの便利な使い方も、これから別の記事で紹介していきます。
これから取り入れたいもの
ホットクック
ずっと気になっていた家電です。本で紹介されていたのは、シャープのヘルシオ ホットクックの大きいタイプ(2.4L)。ひとり暮らしのわたしが買うなら、1〜2人用の1.0Lタイプ(KN-HW10G)です。小さいタイプでも、自動でかきまぜてくれる機能や予約調理は、最初からついています。値段がなかなかするので躊躇していましたが、ボーナスが出たら買ってしまおうかと思っています。買ったら、ここでレビューします。
ピーラー
さきほど書いたビクトリノックスのポテトピーラーに、買い替えるつもりです。
電熱服
勝間さんがすすめていたのは、「Yukimoto」の電熱ベスト。わたしもほしいと思っています。冬の服は重くなって、着ているだけで疲れがちです。写真を撮りに冬の北海道へ行くこともあるので、そういうときにも便利そう。売り切れたら困るので、今年は寒くなる前に探してみようと思います。買ったら、またレビューします。冷却服のほうは、わたしの暮らしにはちょっと現実的ではなさそうです。
注意点
- 本に出てくるものを、全部そろえる必要はありません。 家の広さや暮らし方で、合うものは変わります。
- 狭い家と、動物がいる家は、ロボット掃除機が合わないことがあります。 うちの猫たちは怖がりました。
- 低温調理は、メーカーが出している温度と時間を守ってください。 自己流で低くしたり短くしたりすると、食あたりのおそれがあります。
- 乾燥機付きの洗濯機は、シワができやすいです。 服の素材を選ぶか、シワが気になる服だけ干すか、どちらかになります。
わたしが実践していること
洗濯は乾燥機付きの洗濯機に任せて、猫の毛布も汚れたときはすぐ洗ってすぐ乾かしています。お気に入りの毛布がすぐにふかふかになって戻ってくるので、猫も大満足です。料理はキッチンバサミとピーラーが中心で、週末に魚をまとめて低温調理して冷凍しています。それ以外は、ANABAS のかんたん蒸し器や Toffy のグリルパンです。掃除は、紙パックのいらないスティック掃除機と、薬局のウェットシートの組み合わせです。ルンバは猫が怖がるのでやめました。流行りの家電をそろえるより、いまの家と猫に合うものだけを選ぶようにしています。
自分の生活に当てはめて考えたいときは、生活改善コンサルティングで一緒に整理することもできます。
まとめ
『勝間家電』を読んでいちばん残ったのは、「機械や道具に任せられることは任せる」という考え方です。お金の節約を意識する人は多くても、自分の時間まで意識する人は、あまり多くない気がします。
機械や仕組みでカバーできるところは、カバーする。そうして空いた時間は、自分がしたいことや、大切にしているものに使いたい。わたしにとって大事なのは、猫と、自分の好きなことをして過ごす時間です。同じものを買わなくても、この考え方は自分の暮らしに当てはめられます。
逆に、料理が好きな人が、時短のためだけに調理家電を使う必要はないと思います。料理はクリエイティブなことで、趣味でもあります。効率化のために、自分にとって大切なものまで捨てることはありません。
いま取り入れているのは、乾燥機付きの洗濯機、キッチンバサミ、低温調理、スティック掃除機。狭い家で猫と暮らしているので、ルンバのように合わなかったものもあります。
読んでいると、自分の暮らしのどこに手間がかかっているかが見えてきます。家事に時間を取られていると感じている方には、考えるきっかけになる本だと思います。
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