頼れないから、たどり着いた。猫と人間の、健康と暮らしのハック。

留守番の猫を、外から守る。スマートリモコンとスマートロックとカメラの話

月の前でくつろぐ黒猫のペン画と「留守番の猫を、外から守る。」の文字

平日の昼間、うちにいるのは猫2匹だけです。急に暑くなっても、エアコンをつけ忘れても、会社にいるわたしには何もできません。頼める人もいないので、家のほうに仕組みを作ることにしました。

この記事では、スマートリモコン、スマートロック、ペットカメラの3つで、留守番の猫をどう守っているかをまとめます。

うちの留守番、さばととら

さば(10歳)は、生後6か月ごろ、親猫から離れる時期に、親猫やほかの猫にいじめられていたところを保護した猫です。わたしが実家に住んでいたころ、親が保護しました。

とら(推定13歳くらい)は、大人になってから実家の庭に通ってきていた猫です。親がえさをあげていて、近所の迷惑になるので保護しました。

ところが親は、途中で世話をやめてしまいました。それで今は、わたしが2匹を引き取って、東京で一緒に暮らしています。

2匹とも寝ている時間が長いのですが、起きるとキャットタワーや、窓の近くにあるケージの上にのぼって、外を眺めています。

使っている3つの道具

留守中の家を守っているのは、次の3つです。

道具何をしているか
スマートリモコン(SwitchBot)エアコンとカーテンを外から動かす。温度に合わせて自動でも動かす
ペットカメラ(1台)猫の様子と、エアコンが本当についているかを確かめる
スマートロックいざというとき、ほかの人に家へ入ってもらえるようにする

3つとも、わざと別のメーカー

スマートリモコン、ペットカメラ、スマートロックは、すべて別のメーカーのものを使っています。ひとつの仕組みが壊れても、ほかの仕組みで確かめられるようにするためです。

それに、もし全部が一度につながらなくなったら、どれかの故障ではなく、家のWi-Fiの障害か停電だと見当がつきます。別々のメーカーにしておくと、何が起きたのかも外から切り分けられます。

エアコンは、外からでも、自動でも

夏と冬は、出社前に冷暖房をつけてから家を出ます。ただ、急に暑くなったり、逆に効きすぎたりすることがあります。あってはいけないことですが、つけ忘れることもあるかもしれません。

外にいると、どれも自分では直せません。そこで、外からエアコンを操作できるように、SwitchBotのスマートリモコンを使っています。

SwitchBotを選んだ理由は、オートメーション

SwitchBotを選んだいちばんの理由は、「温度が◯度になったらエアコンをつける」のようなオートメーション(自動の決まりごと)が作れることです。

前に使っていた別のスマートリモコンも、オートメーションは作れました。でも、基準にできるのはリモコン本体の温度計だけ。その温度計がいまいち信用できなかったので、SwitchBotに乗り換えて、SwitchBotの温度計を基準にすることにしました。

「もしものとき用」と「ふだん用」の2段がまえ

うちのオートメーションは、大きく2種類です。夏を例にすると、こうなっています。

種類中身
もしものとき用(季節中ずっとオン)机の上が28.5度以上、または床が27.5度以上になったら、冷房を26度でつけて、サーキュレーターも動かす
ふだん用家を出る前に冷房を25〜26度でつけ、27度前後を基準にしたオートメーションをオンにしておく

もしものとき用の基準をあえて高めにしているのには、理由があります。寝るときやふだん用のオートメーションが動いているときにまでこちらが動くと、部屋が寒くなりすぎるからです。ふだんはふだん用に任せて、本当に暑くなったときだけ、もしものとき用が出てくるようにしています。

温度計は、2つの高さと、もう1台

部屋の温度は、高さで意外と違います。そこでSwitchBotの温度計を2か所に置いています。

  • 猫が過ごす高さ:机の上やキャットタワーの上

この2つを組み合わせてオートメーションを作ることで、床が寒すぎる、高いところが暑すぎる、ということがないようにしています。

でも、温度計を信じすぎない

SwitchBotの温度計だけに頼るのは、少し怖い。なので、タニタの温度計も併用しています。

タニタの温度計は外から数字を見られません。そこで、ペットカメラに映る位置に置いています。こうすると、3つのことがカメラから確かめられます。

  1. 猫たちの様子
  2. タニタの温度計の数字
  3. エアコンが本当についているか

アプリ上では「オン」になっていても、実際に動いているかは目で見るまで分かりません。

カーテンは、猫のために

SwitchBotでは、カーテンの開け閉めもできるようにしています。外の気温や日差しに合わせて、オートメーションで開け閉めします。

  • :10時ごろになったら、猫が外を見られるすき間だけ残して、ほぼ閉める。日が沈んだら、また大きく開ける
  • :寒くなってくる16時ごろに閉める

いちばんの目的は、留守番のさばととらが、窓の外を眺めて楽しめるようにすることです。夏に「すき間だけ」残すようになったわけは、このあとの体験談で。

頼れる人がいないから、スマートロック

親兄弟とはほぼ絶縁状態で、引っ越し先も教えていません。大家さんは近くに住んでいて動物好きなので頼んだら引き受けてくれそうですが、そう何度もお願いするわけにはいきません。

でも、猫に何かあったときに、誰かに家へ入ってもらえないのは困ります。そこで入れたのが、スマートロックです。

  • いざというとき、合鍵をスマホで渡せる。番号を教えるのではなく、頼んだ人のスマホに、アプリで合鍵を送るしくみです。あとから取り消せるので、合鍵を預けておく相手がいなくても、そのとき頼んだ人に入ってもらえます
  • 鍵のかけ忘れも防げる

実際に誰かへ合鍵を送ったことは、まだありません。いざというときのための備えです。

注意点

便利な道具ですが、任せきりにできるわけではありません。使っていて気をつけていることです。

  • エアコンには癖がある。最初に温度を決めるときは、自分も部屋にいて、温度計の数字を確かめながら決める
  • エアコン本体のリモコンで操作すると、アプリには反映されない。スマートリモコンは赤外線で信号を送るだけなので、付属のリモコンでつけたり消したりすると、アプリの表示と実際の状態がずれる。本当についているかは、カメラで確かめる
  • 停電やWi-Fiが切れると、全部止まる。外からの操作もオートメーションも動かず、カメラも見られなくなる
  • 電池切れに注意。温度計やスマートロックは電池で動くので、アプリで残りをときどき見る
  • スマートロックは外れることもある。本物の鍵は、必ず持ち歩く
  • 合鍵を渡したら、用が済み次第取り消す。使える日時を区切れるなら、区切っておく
  • 機械を信じきらない。カメラで、自分の目でも確かめる

わたしが実践していること

うちは日当たりがよく、冬は暖房なしでも暖かい日がある一方、夏はとても暑くなる部屋です。最初は夏のあいだカーテンを全部閉めていましたが、カメラを見ると、さばととらがキャットタワーの上から、さみしそうに窓のほうを見ていました。それで、外が見えるすき間だけ開けるやり方に変えました。カメラは動きを検知する設定にして窓のほうへ向けておき、猫が動いたら様子を見ます。外を見たそうなら、その場でカーテンを開けてあげます。カメラと、外から動かせるカーテンがあったからできたことです。

自分の生活に当てはめて考えたいときは、生活改善コンサルティングで一緒に整理することもできます。

まとめ

頼れる人がいないなら、家に仕組みを作っておく。うちでは次の3つで、さばととらの留守番を守っています。

  • SwitchBotで、エアコンとカーテンを外からも自動でも動かす。温度計は猫の高さと床の2か所
  • ペットカメラで、猫とタニタの温度計とエアコンを目で確かめる
  • スマートロックで、いざというときに誰かに入ってもらえるようにしておく

猫との暮らしのことで相談したい方も、生活改善コンサルティングをご利用いただけます。留守番の環境づくりや、人も猫も快適な部屋の整え方、暮らし方などについて、一緒に考えていきます。機器の選定や自動化だけを、30分から単発で相談することもできます。

使っているもの

気になるものがあれば、名前から公式サイトの商品ページを開けます。

ちなみにわたしは、ほとんどをコストコで買っています。公式サイトより、かなり安く買えるからです。コストコの会員の方は、一度のぞいてみてください(時期によって、置いていない商品もあります)。

役割使っているものひとこと
ハブ(スマートリモコン)SwitchBot シーリングライトプロスマートリモコンの機能が入っている照明。
以前はハブミニを使っていたが、コンセントがふさがるため、引っ越しを機に照明一体型のこちらに変更。
温度計(2か所)SwitchBot 温湿度計猫が過ごす高さと、床に1つずつ。
サーキュレーターSwitchBot スマートサーキュレーター(スタンド型)ふだんから部屋の空気を回すのに使用。
オートメーションでは冷房と一緒に動き、室温の調整に便利。
カーテンSwitchBot カーテン3夏と冬で、開け閉めの時刻を変更。
ペットカメラTapo C210(TP-Link)安くて、とても使いやすい。
確認用の温度計タニタの温度計ペットカメラに映る位置に設置。
スマートロックSESAME 5(セサミ5)いざというとき、スマホで合鍵を渡せる。
鍵のかけ忘れも防げる。
公式サイトで購入。安くて、サポートが手厚い。
スマートロックのハブHub3(CANDY HOUSE)セサミ5だけだとBluetoothでしか操作できないが、Hub3を足すとWi-Fi経由になる。
そのため、外からも鍵をかけたり開けたりできる。

暮らしを仕組みで整えたいときは

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食事や睡眠、生活動線、習慣づくり、猫との暮らし。無理なく回る形を、一緒に考えます。

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