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ひとり暮らしで猫を飼っていると、外にいるあいだも家のことが気になります。そんなわたしを支えてくれているのが、手首の Apple Watch です。
コストコで安かったから、と軽い気持ちで買った Apple Watch。いまでは、手放せない存在になっています。正直なところ、買った当初は、以前使っていた安いスマートウォッチとそこまで変わらないだろう、と思っていました。
ところが、使ってみるとまったくの別物。この記事では、SE、Series 9 と Apple Watch を使い続けているわたしが、猫との暮らしと自分の体の管理にどう使っているかをまとめます。
安いスマートウォッチも、それはそれで便利だった
以前は、シャオミ(Xiaomi)の「Mi スマートバンド4」を使っていました。中国のメーカーが2019年に日本へ本格的に進出したとき、最初に出したスマートバンドです。発売当初はかなり宣伝されていて、値段も安かったので買いました。いまは同じシリーズの「Xiaomi Smart Band 10」などが出ています。
Apple Watch などに比べるとだいぶ手ごろで、はじめてのスマートウォッチにはもってこいかもしれません。心拍数や血中酸素、睡眠の記録に加えて、150種類以上の運動を記録できて、電池は最大21日間もつそうです。
運動の記録などもついていて、そこそこ便利。Apple Watch のように正確な距離まで測れるわけではありませんでしたが、それでも十分役に立っていました。もともと時計はしない派だったのに、これは便利で、ずっとつけ続けていました。
いちばんよかったのは、安いので、つけたままでもためらいなくサウナに入れたこと。いまでも、サウナ専用にもう一度買いたいくらいです。ただ、サウナでつけるのは、メーカーがすすめている使い方ではありません。
買った当初は、サウナでシャオミのバンドをつけている人をよく見かけました。いまでも、たぶんシャオミのものだろうな、と思うバンドをよく見ます。
ただ、走っているときに転んで画面が割れて、壊れてしまいました。それからは買いかえず、しばらく時計なしで過ごしていました。
コストコで安くなっていたのが、きっかけ
きっかけは単純です。会員になっているコストコで、Apple Watch が安くなっていました。
前の時計とそんなに変わらないだろう、くらいの気持ちで買ったのですが、あまりの違いにびっくり。いちばんの違いは、iPhone としっかり連動できることでした。iPhone を使っている人には、ここがいちばん大きいと思います。
使ってみて、よかったこと
留守番の猫の確認を、手首が知らせてくれる
ひとり暮らしで猫を飼っているので、留守中の猫のことはいつも不安です。以前の記事で紹介したように、スマートリモコンでエアコンとサーキュレーターが自動でつく仕組みは作ってあります。それでも、もしついていなかったら、と考えると落ち着きません。
そこで、家を空けているあいだは、1時間半に1回くらい、iPhone のリマインダーで通知が来るようにしています。中身は「部屋の温度を確かめる」「カメラを確かめる」の2つ。その通知が手首に届くのが、わたしにとってはいちばんよかったところです。
Apple Watch からは、スマートリモコンが測っている部屋の温度も確かめられます。ただ、カメラの映像は見られません。リモコンのオンオフも手首からできますが、冷房などの設定がきちんと入るか不安で、わたしはまだ試したことがありません。なので、温度もカメラも、ふだんは操作までできる iPhone で確認しています。
ジムのトレッドミルとつながる
わたしはエニタイムフィットネスに通っています。エニタイムのトレッドミル(ランニングマシン)は、Apple Watch と連携できます。マシンの上で走っても、距離がきちんと記録される。これには感動しました。
外を走るときは、iPhone の GPS と連動して、正確な距離を教えてくれます。運動を登録しておけば、どれくらい動いたかも正確に分かります。
もうひとつ、エニタイムの会員は、Apple の運動プログラム「Apple Fitness+」を追加料金なしで使えます(2026年1月から)。動画を見ながら運動すると、心拍数や、どんな運動をしたかが Apple Watch に記録されます。ふだんの運動も記録できますが、エニタイムを使っている身としては、ここまでまとめて管理できるのがうれしいところ。
旅先でも、振動で起きられる
旅行で夜行バスや夜行列車、飛行機に乗って寝るとき。スマホのアラームを音で鳴らすと、まわりの人の迷惑になります。かといってスマホのバイブだけでは、起きられないことも。そんなとき、手首の振動で起こしてくれる Apple Watch は便利です。
運動と睡眠、体調の小さな変化まで見える
ずっと身につけているものなので、体調の管理にも向いています。わたしが特に役立てているのは、運動と睡眠。睡眠は、「AutoSleep(オートスリープ)」というアプリで記録しています。
心拍数や心拍変動も見られます。わたしは、体調が悪いときや疲れているときに、心拍数が上がりがち。心拍数は、AutoSleep と同じ開発元の「HeartWatch」というアプリでも記録していて、高すぎるときは通知が来るようにしています。Apple Watch の画面でも、いつでも心拍数が見えるようにしています。
心拍変動は、心臓が打つ間隔のゆらぎのこと。疲れやストレスの目安になるといわれていて、自分では気づきにくい体調の小さな動きにも、敏感になれます。
わたしは心拍変動が低くなりがちで、特に働いているときに下がりやすいようです。そこで、Apple Watch に最初から入っている「マインドフルネス」のアプリで、決まった時間に通知が来るようにしています。通知が来たら、そのアプリで1分間だけ深呼吸。そうすると、心拍変動が上がります。
SE から Series 9 に買いかえた
最初に買ったのは、安いほうの SE でした。そのあと、以前参加していた高城剛さんの健康のサブスクでは、Apple Watch がほぼ必須でした。ところが、SE では記録できない体のデータがあったので、ふつうのモデルの Series 9 に買いかえました。
わたしが持っていたころの SE にはなくて、Series 9 にある健康の機能は、血中酸素、心電図、手首の皮膚温の3つ。プログラムでは Apple Watch の記録をまとめて提出していて、血中酸素も見てもらっていました。
買いかえてよかったといちばん感じたのは、実は画面のほうです。家でプランクをするとき、30秒をセットしても、SE は画面が暗くなってしまいました。SE には画面をつけっぱなしにする「常時表示」がなく、手首を下ろすと画面が消えるためです。Series 9 は、自分で設定を変えないかぎり表示されたまま。運動中には、この差が大きかったです。
いま買うなら、どれか
2026年10月に調べたところ、いま売られているのは次の3つです。
| SE 3 | Series 12 | Ultra 4 | |
|---|---|---|---|
| 値段(税込) | 41,800円から | 71,800円から | 142,800円から |
| 画面の常時表示 | あり | あり | あり |
| 血中酸素・心電図 | なし | あり | あり |
| 電池(最大) | 18時間 | 24時間 | 50時間 |
| 重さ(大きいほうのサイズ) | 約33g | 約40g | 約63g |
わたしがプランクで困った画面の問題は、いまの SE 3 にはありません。SE にも常時表示がついたからです。いっぽうで、血中酸素と心電図は、いまも SE にはありません。
SE 3 と Series 12 の差は、およそ3万円。はじめての1台で、この差が大きいと感じるなら、SE でも十分だと思います。通知、運動と睡眠の記録、Suica と支払いなど、この記事で書いたことのほとんどは SE でもできます。
ただ、わたしのように測りたいものが決まっているなら、はじめから Series を選んだほうが、買い直さずにすみます。ウルトラは電池が長いかわりに、値段も重さもほかの倍くらい。毎日つけっぱなしにするなら、そこも考えどころです。
どこで買うか
最初の SE は、コストコで買いました。ところが、わりと早いうちに調子が悪くなってしまいます。コストコでは、家電などの返品は購入から90日以内という決まりがあるようで、買ってから1年たっていなかったのに、対応してもらえませんでした。
そこで Apple Store に持っていったところ、無事に交換してもらえました。店員さんの話では、コストコのようなお店は在庫をたくさん抱えているので、出荷から時間がたった品物にあたることもある。こういうことは、たまにあるそうです。
コストコはセールもよくしていて、安く買えるのは魅力です。それでも Series 9 は Apple Store で買いましたし、次も Apple Store で買おうと思っています。楽天市場では、Apple の認定店の「楽天モバイル公式」でも売られています(モバイル通信つきのモデル)。
一日じゅうつけておくために、していること
充電するのは、お風呂に入っているあいだと、朝の支度をしているあいだだけ。それ以外は、寝ているあいだも含めて、基本的にずっとつけています。
Suica を Apple Watch に入れているので、電池が切れると改札で困ります。そのため、会社にも Apple Watch の充電器を置いています。
地味に便利なところ
運動や睡眠の管理、通知を手首で受け取れること。このあたりは分かりやすいよさですが、地味に助かっているところもたくさんあります。
最初の画面に、知りたいことをまとめる
文字盤は「モジュラー」にして、いろいろな情報を手首で分かるようにしています。いちばん最初の画面に入れているのは、時間、心拍数、天気、紫外線、運動の記録、ストップウォッチ。
いっぽうで、玄関のカギやスマートリモコンは、あえて最初の画面には入れていません。まちがって動いてしまったら大変なので、そこは気をつけています。
Suica とクレジットカード
Apple Watch に Suica とクレジットカードを登録しています。Suica は、手元に iPhone がなくても使えます。
クレジットカードも、カードによっては Apple Watch で使えます。「iPhone がないと使えない」という話も聞きますが、Apple の案内では、iPhone を持っていなくてもお店で支払えるそうです。わたしも実際に使っていて、とても便利。もちろん、これは SE でもできます。
玄関のカギを、手首で開け閉めできる
以前の記事で書いたスマートロックは、iPhone だけでなく Apple Watch からも開け閉めできます。正直なところ、開くのは iPhone のほうが早いです。それでも、いちいち iPhone を取り出すのが面倒なので、わたしは基本的に Apple Watch で開け閉めしています。手がふさがっているときも、手首でできるのは便利。
ジムのカギも、手首に
エニタイムフィットネスに入るためのカギも、Apple Watch に入れられます。手首をかざすだけなので、カギを取り出すより早く開く気がします。
ストップウォッチとタイマー
いちばん地味にいいのが、ここかもしれません。あまり食べませんが、カップラーメンの3分もすぐに計れます。
以前取り入れていた「ポモドーロ・テクニック」も、手首で簡単に管理できました。25分集中して5分休む、をくり返す時間の使い方です。イタリアの人が、トマトの形のキッチンタイマーで始めたことから、イタリア語でトマトを意味する「ポモドーロ」という名前がついたそうです。
注意点
- iPhone とセットで使うものです。 Android のスマートフォンでは使えません。
- 電池が切れると、Apple Watch の Suica は使えません。 iPhone の Suica は、電池が切れても予備の電力でしばらく使えますが、Apple Watch にはこの仕組みがありません。
- 心拍や睡眠の数字は、あくまで目安です。 体調や持病が気になる方は、医師に相談してください。
わたしが実践していること
家を空けているあいだは、iPhone からの通知を Apple Watch で受けて、部屋の温度とカメラで猫たちの様子を確かめています。ジムではトレッドミルとつないで走った距離を記録し、家ではタイマーを見ながらプランク。夜行バスや飛行機では、手首の振動で起きます。運動と睡眠の記録を見て、体調の小さな変化に気づけるようにしています。改札も買い物も、手首ひとつ。猫との暮らしにも自分の体の管理にも、いまでは欠かせない道具です。
どの道具をどう暮らしに組みこむか迷うときは、生活改善コンサルティングで一緒に考えることもできます。
まとめ
少し高い買い物でしたが、わたしにとってはいい買い物だったと思います。次に買いかえるときも、Apple Watch にするつもりです。SE か、そのときの最新のモデルかと聞かれたら、最新のほう。
シャオミのバンドもとても便利でしたが、壊れたときに、絶対に買い直さなきゃ、という気持ちにはなりませんでした。でも Apple Watch は、壊れたら迷わず買い直します。
どれくらい手放せないかを思い知ったのは、以前、離島へ旅行したときのことです。島に数日泊まる予定のとちゅうで転んでしまい、iPhone が壊れました。
島のドコモショップに行くと、iPhone は置いていないけれど Android ならある、とのこと。Android なら値段も安かったので、そちらにしようか、本当に迷いました。でも、Android では Apple Watch が使えません。結局、いったん島を出て本土の街まで戻り、iPhone を修理しました。
いつかお金に余裕ができたら、いちばん上のモデルの Apple Watch Ultra も試してみたいと思っています。ただ、重いという話も聞くので、そこは悩みどころ。買ってみて合わなかったら、少し安くなっても売ればいい。それくらい余裕のある暮らしをしたいものです。
猫との暮らしにも、自分の生活の管理にも。Apple Watch は、いまのわたしにとってなくてはならないものです。
暮らしを仕組みで整えたいときは
生活改善コンサルティング
食事や睡眠、生活動線、習慣づくり、猫との暮らし。
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